
いつもダイエット指導をさせていただいて、アラフォー女性の方々からこんな話をよく聞きます。
- 「前はちょっと食べないようにすれば体重がすぐ落ちたのに、最近は全然落ちない..」
- 「お腹周りの脂肪を落とすのに色々やってみるけど、どれも効果を感じないんです..」
- 「いろんな情報がありすぎて、自分に合っているものがどれなのか分からない..」
そんなお声に応えるように、この記事ではお腹周りの脂肪を落とすのに大切な3つのことを解説します。
この記事を読み終わる頃には、「それをやればいいのか!」と明確になりますので楽しみにこの先を読んでくださいね。
お腹周りをスッキリさせて、隠す洋服じゃなくお腹が見えるファッションを楽しめるようになりましょう!
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お腹周りの脂肪を落とすのに大切な3つのこと
まず1番大事な「お腹周りの脂肪を落とすのに大切な3つのこと」からお話しします。その大切な3つとは
- 原因を知る
- やれることをやる
- 続ける
です。
ちょっと抽象的な話ですが、このことがかなり重要なんです!この3つを理解せずに色々な取り組みをやったとしても、なかなか効果が得られないことが多いからです。
一生懸命頑張っているのに結果が伴わない、周りから見ると残念な人にならないようにあなたもきちんと理解しましょう。
それではまずは詳しく原因を知ることから始めましょう。
アラフォー女性特有のお腹周りの脂肪が落ちない5つの原因
アラフォー女性特有のお腹周りの脂肪が落ちない代表的な原因は次の5つです。
- 水分不足
- 血液・リンパの流れが悪い
- お腹の脂肪が増える食事をしている
- 姿勢が悪い
- 筋肉が硬い
です。
原因を特定しないまま色々頑張っても的外れになってしまうことが多いです。あなたはこの5つの原因のうち、どれに当てはまるかをチェックしながら読んでみてくださいね。
水分不足が原因でお腹の脂肪が落ちないワケ
水分不足になるとお腹の脂肪が落ちにくくなるワケとは、内臓の代謝ダウンです。水分が不足すると内臓の働きが悪くなってしまい、エネルギーが燃えにくくなってしまうからです。
脂肪やエネルギーを燃やすのは筋肉というイメージが強いですが、実は筋肉よりも内臓の方がエネルギーを燃やすんです(基礎代謝が高い)。
水分不足になるとその内臓がエネルギーを燃やしづらくなってしまうので、お腹の脂肪も落ちなくなってくる、というワケなんです。
血液・リンパの流れが悪いとお腹がむくむ!?
続いての原因は血液・リンパの流れが悪くなることです。これらが悪くなると老廃物や疲労物質などが体の色々な部分に溜まって、むくみます。
当然、お腹周りもむくんでしまうのでお腹ぽっこりになってしまうということです。
それだけじゃありません。血液やリンパの流れが悪くなると、全身に良い栄養が巡りにくくなります。良い栄養が巡らないと細胞の代謝が落ちて脂肪が溜まりやすくなってしまうんですね..。
特に女性はアラフォーだけに留まらず赤ちゃんを守るために、お腹周りや骨盤周りに脂肪が付きやすくなっているので、皮下脂肪としてお腹周りに増えてしまうんです。
お腹の脂肪が増える食事とは?
お腹の脂肪が増えやすい食事とは色々あるのですが、代表的なものは食品添加物です。食品添加物を日頃から多く摂っているとお腹の脂肪が落ちにくく、増えてしまいます。
食品添加物は体の中に入ると異物扱いになってしまうんです。うまく処理できないんですね。だから体はどういう対処をするのかというと、脂肪細胞に溜め込むということをします。
食品添加物を摂ると脂肪細胞に溜め込み、さらに多く摂ると脂肪細胞を増やして溜め込みます。つまり食品添加物を多く取れば摂るほど脂肪が増えてしまうというワケです。
姿勢がどう悪いとお腹がぽっこりになるの?
お腹がぽっこりしてしまう、お腹の脂肪が溜まりやすい姿勢は「骨盤後傾」という姿勢です。(上の写真のような姿勢)骨盤が後ろに傾いてしまうことで、骨盤が内臓の受け皿になってしまい、内臓が下に降りてしまうんですね。
骨盤後傾という姿勢は特に下っ腹がぽっこりなってしまう原因になりますので、スタイルを良くするためにはぜひ取り除きたいところですね。
筋肉が硬いと皮下脂肪が増える理由
筋肉が硬いと皮下脂肪が増えやすくなってしまいます。それは筋肉の役割を理解できれば分かりやすいので解説しますね。
筋肉は体を動かすという役割の他に、あらゆる衝撃から身を守るという役割があります。筋肉が硬いと衝撃を和らげるのが難しくなってしまい、体は他のもので衝撃を和らげようとします。
その他のものが皮下脂肪なんですね。。つまり筋肉が硬いと皮下脂肪が増えやすくなる。当然お腹の脂肪も増えやすくなるなってしまうというワケです。
5つの原因の中で「私、これかも」という原因はありましたでしょうか?ではここからはその対策やお腹の脂肪を落とす方法についてお話しします。
お腹周りの脂肪を落とす4つの方法
今回紹介するお腹周りの脂肪を落とす方法は次の4つです。
- 水分補給
- 食事(自炊を増やす)
- 姿勢を整える
- 筋肉を柔らかくする
ここで大事なのは原因に沿った方法を選ぶこと、そしてその方法をやれる範囲でやることが大事です。やるのが難しいレベルからやろうとすると続きません。
続かないということは効果を感じることはほとんどありません。だからやれる範囲からでいいのでやる、そして続けることが大事です。
良い水分補給がお腹周りの脂肪をスッキリさせる
水分が不足すると内臓の働きが悪くなり、エネルギーが燃えにくくなる話は先ほどしました。ということは水分がきちんと補給できていれば内臓の働きが良くなり、エネルギーがよく燃えるというワケです。
ですので良質な水分補給がお腹周りの脂肪を落とすのに効果的なんです。が、その良質な水分補給とはどのようなものでしょうか?
個人差があるので一概には言えないのですが、飲むものはミネラルウォーター、そして量は1日に1.0〜2.0リットルを目安に飲むと良いですね。
水分補給がきちんとできていると、リンパの巡りや血流まで良くなります。水分が少ないドロドロの液体よりも多いサラサラの方が流れやすいですから。
水分補給のパワーは大きいので、ぜひ取り組んでいただきたい方法です。
自炊を増やすとお腹の脂肪が減る理由
お腹の脂肪が増えやすい食事の特徴は食品添加物が多いことでした。ですのでこの食品添加物をできるだけ少なくしたいんです。
そのために効果的なのが自炊をすること。自炊をすれば加工食品が減ります。加工食品には食品添加物が多く含まれているので、自然に食品添加物を摂る量が減りますね。
ポイントはやれることをやる、です。今まで自炊の習慣がない人がいきなり1週間丸々自炊にするのはちょっとハードルが高いですよね。
その場合は、日曜日だけは自炊するとか、土曜日の夕方だけは自炊するというように、無理のない範囲からスタートして続けられるようにしていきましょう。
骨盤・姿勢を整える筋トレとマッサージ
骨盤が後傾してしまうと下腹がぽっこりしやすいので、この骨盤を正しい位置に戻したいんです。そのために有効なのが筋トレとマッサージです。
今回紹介するものは初心者でもできますので、一度チャレンジしてみてくださいね。
ペンギンアームサークル
- 背筋をピンと伸ばしながら行いましょう。その時にお腹にも力を入れるとさらに効果的です。
- 週に1〜2回を目安に頑張りましょう。(無理なく)
お腹のトリガーポイントマッサージ
※トリガーポイントとは簡単に説明すると、硬くなりやすい体の部位のことで、マッサージすると体の歪みを整える効果が期待できます。
- 痛みを感じることがありますので、無理をしないように注意しましょう。
- 呼吸を止めないように行いましょう。
- 週に2〜3回を目安に行いましょう。
筋肉を柔らかくするストレッチ
筋肉が硬くなることで皮下脂肪が増えやすい、ということは筋肉を柔らかくすれば皮下脂肪が増えるのを防いでくれる効果が期待できます。
お腹の筋肉を柔らかくすることも大事ですが、より多くの筋肉が柔らかくなった方が効果的です。
この下で紹介するストレッチは初心者でも難しくなく、一度に多くの筋肉をストレッチできますのでぜひチャレンジしてくださいね。
ワールドグレイテストストレッチ
- 背筋を伸ばすこと、少しで良いのでお腹に力を常に入れて行いましょう。
- 呼吸を止めないように気をつけましょう。
- 週に1〜3回を目安に頑張りましょう。
以上です。あなたに合った原因と対策、方法は見つかりましたでしょうか?できるだけ個別に合った方法を選んで、効果的にお腹周りの脂肪を落としましょう!
そして、お腹を隠す洋服を選ぶのを止めて、自分の着たい洋服を自由に切られる喜びを毎日感じられるように一緒に頑張りましょう!