
ダイエットと睡眠に関するよくある質問として、
- 睡眠がダイエットに関係あるって本当なの?
- 寝ないと太るって言うけど実際は?
- 空腹睡眠ダイエットの効果ってどうなの?
- 昼寝じゃダメなの?
というものがあります。寝るだけでダイエットがうまくいくのであれば、そんなに嬉しい話はありませんよね?
まず初めに結論からお伝えすると、ダイエットと睡眠は大いに関係があります!良い睡眠をとればダイエットに効果的ですし、睡眠が悪ければダイエットがうまくいかないのはダイエットの指導をする現場では常識です。
この記事ではあなたの睡眠をどのようにすればダイエットがうまくいくか、そして痩せてきれいになるためにやってはいけない4つの睡眠を紹介します。
睡眠を良いものにして健康的にダイエットをしましょう。
毎日を笑顔で明るくイキイキと過ごし、 好きな洋服を自由に楽しめるように一緒に頑張りましょう。
この記事を監修した人
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睡眠が痩せるのに重要なのはなぜ?3つの理由
まず初めに睡眠が痩せるために重要な理由を3つ紹介します。その3つの理由とは、
- 過食を防げるから
- ホルモンのバランスが整うから
- 自律神経が整うから
です。それでは一つ一つ分かりやすく解説をしていきます。
過食を防げる
まず1つ目の理由は過食を防げるからです。これはとてもシンプルですね。起きている時間が多ければ多いほど、お腹が空いたと感じる時間も多いという事。
あなたも経験があると思いますか、目の前に食べ物があるとついつい口に運んでしまう。僕もそうですが1度や2度ではありません。そこまでお腹が空いていないのに、目の前に食べ物があるだけでつい食べてしまうものです。
睡眠をしっかりとれば、こういう機会も少なくなり過食を防げるというわけです。空腹睡眠ダイエットも空腹かどうかは別として効果はあると思います。
そして睡眠が足りていないと、コルチゾールというストレスホルモンが多く分泌されてしまいます。このホルモンが多く分泌されると、食欲が増えてしまうのです。
ですので、無駄に食べてしまったり、無駄な食欲を増やさないようにするために睡眠がとても重要なんです。
ホルモンのバランスが整う
続いての理由は、ホルモンバランスが整うからです。きちんとした睡眠をとればバランスよくホルモンが分泌されるので、ダイエットや健康、メンタルの状態にとても良いです。
良い睡眠をとることでダイエットに大きな効果があるホルモンが分泌されます。そのホルモンは主に2つです。
- 成長ホルモン
- 食欲抑制ホルモン
です。まず成長ホルモンはダイエット効果や美肌効果が期待できるホルモンです。ただ、睡眠不足ではこの成長ホルモンの分泌が減ってしまうのでダイエットの逆効果、美肌の逆効果が生まれてしまいます。
そしてもう一つのホルモンはレプチンです。このレプチンには食欲を抑制するという効果が期待できます。睡眠が不足してしまうとこの食欲を抑制するホルモンも少なくなってしまうので、食欲が増えてしまうんですね。
自律神経が整う
そして3つ目の理由は自律神経が整うからです。良質な睡眠をとると自律神経が整います。自律神経が整うとストレスを大きく軽減できます。このストレスを軽減できるのがダイエットにとても効果的なんですね。
ストレスが増えると、腸内環境が悪化します。腸内環境が悪化すると栄養をうまく吸収できなくなりますし、老廃物や疲労物質など体にとっていらないものが蓄積してしまうんです。 まぁざっくり言うと太ります。
ですので睡眠によってこのストレスが軽くなれば腸内環境も良い状態を保てます。その結果太らずに、健康的でスリムな状態をキープできる効果が期待できるんです。
以上が、ダイエットと睡眠が深く関わっている3つの理由です。
痩せる効果を減らすやってはいけない4つの睡眠
ダイエットと睡眠が深く関わっているのが理解できたら、続いてはダイエット効果を高める方法についてお話ししていきます。
その前に、多くの人がやってしまっているやってはいけない4つの睡眠を紹介します。そのやってはいけない4つの睡眠とは、
- 部屋が真っ暗になっていない
- 体温のコントロールを失っている
- 生体リズムを無視している
- スマホを目覚ましに使っている
です。
この4つはできるだけ避けたいです。 ダイエットや美容、健康への効果が少なくなってしまうからです。この説明だけだと、少し分かりにくいと思いますので1つ1つ解説をしていきます。
部屋が真っ暗になっていない
部屋が真っ暗になっていないと、睡眠が深く良いものになりません。部屋が真っ暗だとメラトニンというホルモンが多く分泌されることが分かっています。このホルモンが良質な睡眠には欠かせないのです。
ですので質の良い睡眠を取るためには部屋を真っ暗にして寝ると良いです。
もう一つ大事なのは、朝起きたら少しでも良いので日光を浴びることです。(曇っててもOK)メラトニンは睡眠を良いものにしてくれますが、日中にも分泌されていると頭がぼーっとしてしまい、集中したり力が入れることが難しくなってしまいます。
ですので朝起きたらこのメラトニンの分泌を抑える必要があります。抑えるためには日光を浴びることがとても有効なんです。メラトニンの分泌を抑えると目がパチっと覚めてきます。これが良い覚醒になり、夜の良い睡眠につながります。
まとめると、夜寝るときには真っ暗にして寝る。そして朝起きたら太陽の光を浴びる。これが良い睡眠を取るのに重要なことです。
体温のコントロールを失う
あなたは普段の生活で体温のコントロールを意識していますでしょうか。意識しているという人は少ないと思いますが、 あなたも今日から少しでも良いので体温を意識すると良いですよ。
具体的には寝る90分前に入浴を済ませることが体温をコントロールすることで重要です。寝る90分前に入浴を済ませると、寝るタイミングでぐっすりと入眠できるからです。
お風呂に入ることで一時的に体温を上げることができ、そして90分かけて緩やかに下がっていきます。この体温が下がるタイミングで入眠するとぐっすり寝れて睡眠の質が上がります。(夏場も同じ)
ですので、体温を上げたり下げたりする意識をして毎日のお風呂に入るようにしましょう。ぐっすりと睡眠ができ、ダイエット効果も高いです。
生体リズムを無視する
生体リズムを無視するという説明に入る前に、そもそも生体リズムの説明をしなければいけませんよね。生体リズムとは1日24時間の中で、時間帯によって、体がメインで働く種類が違うというものです。
およそお昼の12時から夜の8時までの間は、体は消化吸収という仕事をメインで行っています。そして夜の8時から朝の4時までは代謝。朝の4時からお昼の12時までは排泄をメインで行っています。
つまりどういうことかというと、夜の8時以降に固形物をあまり食べない方が良いということです。
夜の8時から朝の4時までは代謝という仕事をメインで行うため、食物を消化吸収するのがメインではありません。メインではない仕事をしているとうまくはかどりません。
その時間帯に合った(生体リズムに合った)お仕事をすれば体への負担が少なくなるため、睡眠が質の良いものになります。ちなみに昼寝も良いです!ですがメインは夜にしっかり寝た方が良いですね。
スマホを目覚ましに使う
スマホを目覚ましに使う人はとても多いと思いますが、実は睡眠の大きな妨げになる危険性があります。
スマホは24時間電源がついていれば電波を拾います。スマホを目覚ましにしていると、枕元に電波を常に拾っている電化製品が置いてあることになります。
この電波(電磁波)を体も感じ取り、睡眠の質が悪くなることがわかっています。
ですので目覚ましは乾電池で動くアナログ式のものがお勧めです(電波時計ではないもの)。そうすれば電磁波が寝ている間に睡眠を邪魔する事はなくなります。
スマホは寝室ではない部屋に置いて寝るようにしましょう。睡眠が良くなることで、ダイエット効果も期待できます。
今回は以上です。4つの対策を紹介しましたが、いきなり全てをやる必要はありません(やれるに越した事はありませんが)。あなたが取り組みやすいものからで大丈夫ですので、ぜひやってみてください。
睡眠を良質なものにして健康的でスリムな体型を目指しましょう。毎日笑顔で明るく、ファッションを楽しむ体型をキープしましょう!