
ここ数年、コロナでなかなか外出ができないから運動不足…。お腹の脂肪も体重も増えてきたしヤバいな…なんとかしなきゃと思うけど、どうしたらいいか分からないし…。
そんなお悩みを今日はスッキリしようと思います。ダイエットに効果的な(実際に効果が出ている)お家でできる簡単な運動(ストレッチと筋トレを3つずつ)を紹介します。
運動が苦手というあなたに朗報なのですが、ダイエットに効果的な運動は厳しくハードなものでなくてもOKなんです。それに毎日やらなくてもOK。だから家だとなかなかできない…という人でも大丈夫です!
それでは早速その運動メニューを紹介いたします。
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ダイエットに効く運動【室内バイブル全7メニュー】
今日紹介するダイエットに効果的な運動はストレッチと筋トレです。それぞれ簡単なものを3つずつと+αを紹介します。
これらのストレッチをすると今まで以上にあなたの体が大きく動けるようになります。ですので普段消費するエネルギーも大きくなるのでお腹の脂肪燃焼などに効果的です。
そして、筋トレは初心者でもできる優しいものを選びました。優しいとは言っても適度に筋肉に刺激がいきますし強度も調整できるので、ウエストや内ももを細くするなどの効果が実際に出ています。
順番通りにやれば効果が出やすいようにメニューを組んでいますので、あなたも順番通りやってみてくださいね。器具は不要です。
まずは週に1回、余裕があれば2〜3回やってみてください!2回以上やる場合は、間に必ずお休みの日を作ってくださいね、連続して行わない方が効果が高いので。
効果的な3つのストレッチ
効果的なストレッチは次の3つです。
- トップオブザフットストレッチ
- スキャプラムーブ
- ワールドグレイテストストレッチ
この3つがおすすめです。この順番で行うと血液循環やリンパの回りが良くなりますので、ストレッチ効果も高まりますし、何より痩せやすくなっていきます。
それでは1つずつ詳しくみていきましょう。
❶ トップオブザフットストレッチ


- 足の幅を肩幅程度に広げて背筋を伸ばして立ちましょう。
- 片足を斜め前15cmほど出して、その位置で写真のように足でグーを作り、床に強く当てるようにしましょう。
- 足首が曲がらないように、足首を前に押し出すようにしてストレッチしましょう。この時股関節を開く(出した足の膝を外側に向ける)ようにするとさらに効果アップです
- 左右20秒ほど行いましょう
- 足首や足の甲を伸ばすことで、足全体の血流やリンパの巡りが良くなります。ですので脚が細くなったり、むくみの解消に効果的。
- 他のストレッチや筋トレの効果がアップする。
- 下半身全体の柔軟性向上、疲労回復効果。
❷ スキャプラムーブ
- 少しお腹に力を入れて背筋を伸ばす(立っていても座っていてもどちらでもOK)
- 両手を上げる時には、左右の手の平が向かい合わせになるようにします
- 肘を下ろす時に手のひらを外側に向けて、鎖骨を斜め上前方に押し出すようにしましょう
- 目線が下がらないように、水平面より30度くらい上を見るようにしましょう
- 上半身の血流、リンパの流れが良くなるので、上半身(背中や二の腕など)のダイエットに効果的
- 肩こりや首こりを改善して楽になる効果も期待できる
- なかなか落ちない背中のお肉撃退にも役立つ
- 自律神経を整える効果も期待できるので、やる気アップやリフレッシュなどにも良い
❸ ワールドグレイテストストレッチ
- 1つ1つの動作をできるだけ大きくしましょう
- 途中で背中が曲がらないように気をつけましょう
- 腰や肩など痛い部分がある場合は無理をしないように気をつけましょう
- 呼吸が止まらないように気をつけましょう
- 全身の筋肉が柔らかくなることで、疲れにくい体になれます
- エネルギーがよく燃える体、痩せやすい体、太りにくい体にしていくことができます
- 筋トレの効果を大きくする効果
- 足のむくみ、肩こりなどを和らげる効果
- ウエストを細くする効果
簡単だけど効果が大きい3つの筋トレ
続いて筋トレに移ります。簡単にできますが、効果が大きい3つを選びました。
- カラーボーンツイスト
- バンザイワイドスクワット
- ライイングバックエクステンション with リバースフライ
です。この順番で行うことで効率よくトレーニングできますので、ぜひお試しください。それでは1つずつ詳しくみていきましょう。
❶ カラーボーンツイスト
- 背筋を伸ばすことが重要ですので、頭を天井から引っ張られているような感覚を持って行いましょう
- 顔は常に正面をキープします。体のねじりと一緒に動かさないように気をつけましょう
- チャレンジバージョンもありますので、余裕がある場合は挑戦してみましょう!
- ウエストを細くし、くびれを作る
- 下腹を凹ませる効果
- 腰回りをスッキリさせる効果
❷ バンザイワイドスクワット
- 膝は常に外側に向けるように意識して動きましょう
- 手を大きく動かすと効果アップです
- 余裕があれば膝が90度になるまで上体を下げるようにしましょう
- 内ももに隙間ができる(内ももの引き締め)
- ヒップアップ効果(デニムがよく似合うようになる)
- 美脚効果(脚全体が細くなる)
❸ ライイングバックエクステンション&リバースフライ with トゥアウト
- お腹に力を入れてから上体を反らすようにしましょう。
- 呼吸を止めないようにしましょう。
- 上体を反らしている間、肩甲骨を寄せて両手を近づけるようにしましょう(この時、親指が天井に向くように腕をねじります)
- 肘と膝が曲がらないように、きちんと伸ばして行いましょう。
- 背中全体がスッキリして美しい姿勢になり、若々しくなる
- 二の腕のたるみが少なくなり、引き締まる
- お尻と太ももの裏の境目がくっきりしてきて、キュッと上がった小尻になれる
- ウエストライン、特に腰回りがキュッと引きしまる
消費カロリーを増やすクールダウンの方法
トレーニングして終わり!という人をよく見かけますが、もったいないです…。なぜかと言うと、トレーニングのダイエット効果をアップさせて、消費カロリーを増やすにはクールダウンは欠かせないからです。
クールダウンをすることでトレーニング効果をアップさせることもできますし、次の日に残る疲労を最小限にしてくれたり、スッキリ消してくれることもあるからです。
クールダウンをしないことで、その日せっかく行ったトレーニング効果が半減してしまうと言っても過言ではありません。ですのでクールダウンまできちんと行いましょう。
● ヒップフレクサーパワーストレッチ
- お腹に少し力を入れて動くようにしましょう
- 背中が丸まらないように気をつけましょう
- 可能な限り大きく動きましょう
- その日頑張ったトレーニングの効果を大きくして、その後のダイエット効果を大きくする(消費カロリーのアップ)
- 疲労回復を高め、次の日にできるだけ疲れを残さないようにできる
- 気分が良くなる
効果的な休憩の取り方
筋トレなどのトレーニング中の効果的な休憩の取り方はありますか?とよく聞かれますので、お答えします。休憩は1分がおすすめです。1分が一番効果が高いと経験上感じているからです。
トレーニングの種類や強度によって休憩の長さは違うのですが、今回紹介するトレーニングメニューでは1分が良いです。短すぎるとまだ疲れていることもあるし、長すぎると集中力が削がれます。
1分がちょうど良いので、1分(±10秒程度)を目安に休憩を取ってください。休憩中は水分補給をしたり、深呼吸をするなど安静にしていると良いです。
ダイエットの運動は室内と屋外で変わるのか?
ダイエットのための運動、トレーニングは屋内と屋外でその効果が変わるのかと言いますと、同じメニューを行った場合、ほとんど変わりません。
ですので気分や天気によって変えても良いですし、ずっと自宅やマンションなどの室内でやっても良いです。
大事なのはあなたがやりやすい環境でトレーニングすることです。そうでないと続きませんから。
トレーニングは1回やっただけでは大きな効果は得られません。継続してこそ効果が出るものです。(その場合簡単なトレーニングでもOK)あなたが続けやすい環境を選んでくださいね。
自宅やマンションとジムだと効果が違うのか?
でもさすがに自宅とジムでは違いますよね?と思うかもしれませんが、これもそんなに違わないと思います。
ジムだと本格的なトレーニングマシンがありますので、きちんとあなたに合った使い方(強度や頻度、関節の角度や意識の持ち方など)をすれば効果的です。
ですが、ジムにいるトレーナーさんはあなた専属で教えてくれる訳ではないので、自分で全てやらなければなりません。そうなるとマシンを使ってもなかなか思うように効果が現れないものです。
例えるなら、自動車免許を持っていない状態でいきなり運転してみろと言われているようなものです。どうしたらエンジンがかかるのかも目的地にたどり着くのもかなり厳しいですよね。
ただ、トレーナーが付いてくれるパーソナルトレーニングだと効果は全然違います。自動車学校で初めて運転するときに、隣に教官が居るか居ないかくらい違います。
ですので、トレーナーを付けるのであればジムの方が効果が大きいですが、ご自身でやる場合にはほとんど変わりません。
ダイエットに有酸素運動は向いていない?
紹介したメニューの中に有酸素運動がなかったことに気づいたかもしれません。その理由はダイエットに有酸素運動が向いていないからです。
そもそも有酸素運動というのは宇宙飛行士の心肺機能を向上させる目的で、1967年にケネスクーパーさんというアメリカの運動生理学者が作った運動です。だからそもそもの目的がダイエットとは違います。
そして有酸素運動は過度にやってしまうと、体内に活性酸素が多く発生してしまい、この活性酸素が体を老けさせたり、ダメージを与えてしまい健康面での影響が心配されます。
それに、脂肪を燃やす効率が悪いんです。。このようにさまざまなデメリットが多いのでダイエットに有酸素運動は向いていません。
実際、僕のジムのお客様は有酸素運動を全くしなくてもスリムで健康的で若々しい体になることができています。
ただ、走ってて気持ちがいいなどのメリットもありますからジョギングやマラソンが好きな方は、無理に止める必要もないと思います。
ただ、体へのダメージを考えると、活性酸素を取り除くパワーの強い食事を摂った方が良いですね。この辺りはまた別の記事で解説しようと思います。
以上です。
今回紹介したメニューを順番通りにぜひやってみてください!きっとあなたのダイエットがうまくいくと思います!